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岩波書店
グループ:Book
ランキング:42751
価格:¥ 735
発売日:2006-04
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カスタマーレビュー ![]()
よかったぁ
(2008-12-16)
とってもいい本でした。
形でないものを残すこと
心豊かに暮らすこと
アメリカ人や日本人ばかりだと地球が1個じゃ足りないこと。
いろいろなことを教えてくれました。
綾町の話もとても美しかったです。
「流行に乗っかった本」と思っていましたが、
筑紫さんは前々からこういうことを考え、実践されてきたのですね。
景気が悪い、悪いといわれている今だからこそ、
単なる「お金」による豊かさだけでなく
(それもとても重要ですが)
心の豊かさ、満ち足りた生活を送りたいものだ、と
これを読んで痛感しました。
ご本人も仰っている通り、脱線、道草をしながら
その博識さをあますところなく披露し、
きらいでない感じの冗長さがあります。
まるで筑紫さんのおしゃべりをライブで聞いているような。
イタリアの話し、映画の話、給食の話し、
食事の話、テロリズム、アメリカや世界の政治。
さすがジャーナリストというだけあって、
いろいろな切り口から「スローとファスト」について述べられています。
筑紫さんにとっては少し「雑談っぽい」感じの本著かもしれませんが、
私にとってはこの冗長な道草が大いに勉強になりました。
ここから読んでみたい本、見てみたい映画もたくさん出ました。
この本の中では「このままではどうなるんだ、日本?」と憂いて
おられましたが、今はどう思われているのでしょうか・・・。
ご冥福をお祈りします。
そんなにあせってもしょうがないですね
(2007-10-19)
子供の目に輝きがない。外国の方が日本で生活すると
子供の声の少なさに気がつくそうです。公園で遊ぶ子供の
声がうるさいと言って、公園に設置してある噴水の水を出す
ことを中止した自治体があったそうです。窓を開けると子供の
声が聞こえるってなにか幸せですね。
私の家の前の道は私道ですので子供の声が何時も聞こえ
ます。何も毎日せこせこ仕事することも無いな。と思える一冊です。
道草をしなくなった日本人
(2007-10-07)
「スローライフ」、「IT技術の発展」、「マクドナルド」、「心の病」これらは本書の中で取り上げられているキーワードである。もちろんスローライフと密接なかかわりをもつ。
IT技術の発展により、我われは「ドックイヤー」(つまりかつての7年が1年に匹敵する)とよばれる時代を生きるようになった。筆者は「ITで人は幸せになれるのだろうか」という問いかけをしている。また、マクドナルドに代表されるファーストフードの氾濫、さらに荒れた食生活が身体だけでなく、我われの脳や心にも大きく影響を与えようとしている。
そうした中で、「スローライフ」というものをキーワードにスローに生きることの意味、可能性を全国各地の食生活、教育、旅の実例を交えて考えてみる本だ。
読んでいくと、かなり深く、深刻な現実も目に飛び込んでくる。
例えば沖縄県。平均寿命をみてみると、女性は依然として全国一位。だが男性はなんと26位に転落してしまったらしい。沖縄の食、とくに外食の「非沖縄化」を原因のひとつとして取り上げていた。日本は世界でも長寿の国であるが、これほど老後に不安を抱えたくにも珍しいと指摘する。
これから、スローな生活を送りたいと考えている人にとっては、多少なりともヒントを与えてくれる本ではないだろうか。
なるほどです
(2007-01-12)
いかにも「筑紫」さんの空気流れるエッセイですね。
News23でもイタリアに取材に行き、スローライフのすばらしさを
説いていたのを思い出しました。来年から仕事に出る自分としては
頭の中の片隅に必ずおいておきたい作品です。
「人は何故勝たなければいけないのか」
最後の一言はきましたね。「勝ち」の定義は?という問いはありますが
何故?と問いかけられたことは初めてでした。まだファストライフ?を
経験していませんが、「ふう」と一休憩するときに読みたいですね。
あれかこれかでなく、今‐ここを生きるヒント。
(2007-01-08)
正直、TVで拝見する硬骨ジャーナリストとしての知見は兎も角、人柄は、余り好きではなかった。
この本を読むまでは。
グローバル化とIT革命全盛の中で、本書を貫くメッセージ「それで人間(人類)は、今より幸せになれるんでしょうか」は、ある意味、究極の問いである。
「スローライフ」が、それに対する満点の答えではないことは著者もわかっているようだ。
精精が、グローバル化の潮流に抗うオルタナティヴな選択肢の一つ、それも限りなく、地に脚の着いた。
白か黒かの二者択一思考(アンチテーゼ)に明日があるとは思えない。
あれも、これも(例えば、IT+スローライフ)、である。
そう考えると、自分で考え、自分で選択し、自分の脚で歩いてゆくための、大切なヒントに満ちた本ではある。
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