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ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
グループ:DVD
ランキング:10579
価格:¥ 3,990
発売日:2003-11-28
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レビュー(Amazon.co.jp)
???同僚の女性を殺した罪で死刑宣告を受けた元大学教授。死刑執行まで3日となったとき、彼は手記を書いてもらうために記者と面会する。話を聞く記者は、彼の無実を確信し、死刑判決を覆そうとするが…。『フェーム』『ミシシッピー・バーニング』など、多くのジャンルで傑作や問題作を生み出してきたアラン・パーカー監督による、衝撃的な展開をみせるサスペンス。
???死刑囚を演じるのはケビン・スペイシー。死刑反対運動に加わりながら、過去に教え子をレイプした容疑で逮捕された複雑なキャラを、いつも以上に謎めいた演技で見せ、観る者を煙に巻いていく。そんな彼に対して、観客はケイト・ウィンスレット扮する記者と同じ目線で事件の核心に迫ることになる。死刑の是非という社会派の一面に、事件の鍵となるおぞましいビデオ映像も織りこんだ展開は、パーカーのパワフルな演出力もあって、最後の一瞬まで緊迫感をキープ。そして訪れる結末は「ズシリとした余韻」などという形容も甘く感じられるほど、観終わった後、当分の間、心の奥から離れないはずだ。(斉藤博昭)
カスタマーレビュー ![]()
おもしろい、でも…
(2008-10-22)
後味の悪い作品でした。
デッドマンウォーキングといいグリーンマイルといい死刑廃止問題だから後味悪いのは仕方ないけど、いくら観ても死刑廃止に同意出来ない印象しか受けない。
死刑廃止を唱える論者って根本的に思考回路が違うので、平行線なのだろう。
死刑囚に感情移入が出来ない私には、どんなに死刑が残酷であるか訴えられても、受け入れられないのだ。
それはともかく、サスペンスとして観る分には良く出来ている。
主人公の記者は死刑廃止論者でもなく一般の記者として、死刑囚にインタビューを試みる。
デッドマンウォーキングみたいに初めから主人公が死刑廃止論者ではない分、押しつけがましいストーリーではない。
サスペンスも終盤にかけて意外性があって良い。
傑作ではないし地味ではあるが良く出来た秀作だと思う。
大どんでん返しのサスペンスエンターテイメント映画:雨も効果的
(2008-09-21)
久々に面白い映画に出会った。最初のシーン、
主人公の記者であるビッチー(ケイト・ウィンスレット)が
オーバーヒートして炎上した車を降りて走り続けるシーン。
決して美しい走りではないのだが、
その必死さが伝わってくる走りでつかみ。
この映画は、死刑廃止の是非という非常に重い問題を映画の
根幹にしながらもアランパーカーという監督さんは、
聴衆に決してその問題の是非を問うことなく、
131分をノンストップで見る者をくぎ付けにできる最高の
エンターテイメントサスペンス映画に仕上げている。
もう一人の主人公である死刑囚デビッド・ゲイル
(ケビンスペーシー)
は、堀の中にいるときと回想シーンに出ているとき
とでは全く人間が違うのだ。
その違いは、セブンのケビンスペーシーと
アメリカンビューティーの彼を見ているようである。
ふてぶてしい人間と不器用な生き方をしている人間が
現実と回想の中で見事に同居しているのだ。
セブンで思い出したが、この映画は、とにかく雨のシーンが多い。
ゲイルの回想シーン以外、現実のシーンではほとんど雨か
どんよりとしたくもり(地面はいつも湿っている)である。
死刑執行の日を晴天に選んだのは、
セブンの天候設定にかぶっていると思うのは私だけだろうか?
私は、死刑執行に対する特別な政治的感情はないが
(大半の日本人は死刑を身近には感じないだろう)、
その是非を結論する必要なく、
とくにビッチーに感情移入して、
映画を見ていれば、ラストシーンの衝撃に
言いようのない感動すら覚えてくる。
アランパーカーにしてやらけました…
(2008-09-14)
やはり、アランパーカーはすごいのひと言に尽きる。
今までどうしてこの映画を知らなかったのか、悔やまれます。
さすがに、ミッドナイト・エクスプレスにはかなわないかもしれないが、ミシシッピーバーニングと並ぶか抜くか…。
以下は一部ネタバレなので、後で「DVD見よう」という人は読まないほうがいいです。
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主人公の大学教授は、教え子(女性)が「卒業させてくれれば何でもします」という色仕掛けを一度は断るのだが、それにプライドをつぶされたその学生が巧みに誘って合意の上関係を持った後、レイプで訴えられて、その職を失う。
(その女性は告訴しただけで目的を達して、すぐに告訴を取り下げる)
家族も去っていき、彼はもともと関わっていた「死刑反対運動」に力を注ぐようになるのだが、その組織の広告塔的女性がレイプされておぞましい殺され方をする。その女性の体内からその教授の体液が検出され、今度は強姦殺人の罪で逮捕され死刑の判決。
しかし大学教授は全く身に覚えのない「冤罪」を主張し、あるジャーナリストにすべてを話し、真犯人を探してくれる事を依頼。その女性記者も教授の冤罪を確信し、ついに「冤罪」の証拠をつかむのだが…。
冤罪だとわかった時点で、当然主人公は助かるのだろうと思いきや…。
ラスト15分でもうウルトラどんでん返しがあって、「これは一体…」と絶句してしまうのだが、最後の3分にまたそれを上回るどんでん返しが待ち構えていようとは…。
もう参りました。
見終わった後の何ともいいようのない虚脱感が私の心からずっと離れません。
見た後にちゃんと考える事が出来る映画
(2008-05-21)
最近には珍しく見た後に答えは無く、自分で考える事が出来る映画です。
だからこそ最後までちゃんと見て下さい。
死刑とは本当に人間がしてもいい選択なのでしょうか?
私は今でも答えは出ませんし、わかりません。
ただ、この映画を見た事によってより深く考える事が出来たのは事実です。
そういう映画が嫌いな人は、向いていないと思います。
オリエント急行殺人事件も真っ青の意外な展開サスペンス
(2007-12-31)
全く予想できない展開のサスペンスによって、最後にすべての登場人物に「意味」が付されるという常道に沿った見事な構成のサスペンス映画。その結末の意外性にもかかわらず、作者によって事前に与えられた論証により、観るものに全く違和感を感じさせない見事な作品。「この映画は、これを見た貴方一人だけへの贈り物ですよ」という語りかけが含まれていることを考えると、この映画から私たち一人ひとりが受け取るべきメッセージは結局、「物事を単純化して皮相的にしか見ない人への批判」「一寸の虫にも五分の魂」といったところか。
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